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バードライフニュース概要 第26号

2010年4月15日

 

(C)Flickr / Motleypixel

過去20年間に商業漁業の漁具に誤って掛かった海亀の数は数百万頭に達した模様です。

 

南アフリカにWOW(湿地上空の翼)プロジェクトの代表者が集合

‘湿地上空の翼(WOW)’プロジェクトチームと指導委員の会合が先ごろワッカーストルームで開催されました。WOWプロジェクトが最終年を迎えた現在、二つの会合はこのプロジェクトに関係した主要な国際的なスタッフを一堂に集め、参加者にこの特別な世界的なフライウェイ保護イニシアティブの今日までの多大な成果を発表する機会になりました。

 

商業漁業による海亀の死は数百万頭と推定 

商業漁業により誤って殺されるのは海鳥だけではありません。商業漁業の漁具に誤って掛かる海亀の数は過去20年の間に数百万頭に達したと思われます。これは刺し網、底引き網、延縄漁など世界中で行われている漁業による海亀の混獲のデータを集めて専門家が調べた初めての結果です。世界の海亀7種のうちの6種が現在IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストで絶滅危惧U類、絶滅危惧TB類、絶滅危惧TA類のいずれかにリストアップされています。「漁船に同乗して直接観察したり、漁師にインタビューした結果、1990年から2008年までの間におよそ85,000頭の海亀が捕まっています。」と新聞の主幹であるブライアン・ウォレスは言いました。「しかし、これらの報告には世界中の小規模漁船からの情報がほとんどないので、漁船全体の1%にも満たず、低めに見積もっても実際の数値は少なくとも2桁はこれより高いと思います。」

 

イワトビペンギンが増えた

アルゼンチンは絶滅危惧U類のミナミイワトビペンギンを保護するため新しい海洋保護区を設定しました。この発表はWCS(野生生物保全協会)により行われ、WCSは‘ペンギン島海洋公園’は人と野生生物の両方にとってアルゼンチンの比類のない海の光景の一つが守られます。そこにはアルゼンチンの3,000マイルに及ぶ海岸線にあるミナミイワトビペンギンの唯一のコロニーが含まれます。と言いました。この新しい公園は1,700平方キロの海岸線の水域を保護し、サンタクルス政府とアルゼンチンの国立公園サービスの共同活動を象徴し、WCSによる数年間に亘る研究と保護作業の結果です。

 

マルタに新しい春の狩猟シーズン

マルタ政府が行った2010年の春季狩猟シーズンの開始という恥ずべき決定は、自然保護からの後退で、特に2010年は‘国際生物多様性年’であることからも問題です。「EUは生物多様性の下降を止めるという目標を逸し、マルタ政府はヨーロッパの主要な渡りのルートを守ることよりも国内の狩猟ロビーに譲歩することに重きを置いたように思われます。」とバードライフ・ヨーロッパのEU政策の長アリエル・ブラナーはコメントしました。バードライフ・インターナショナルはこの決定はEU法に違反すると信じ、マルタは過去に春の狩猟を認めたことにより欧州裁判所により既に有罪の判決を受けていると主張しています。

 

CLP25周年を祝う

保護活動リーダーシップ計画(CLP)が先ごろ25周年を祝う特別な夕べを主催しました。このイベントは1985年にバードライフ・インターナショナルによりこの計画が立てられ開始された場所である英国ケンブリッジで行われました。慎ましやかな初期の頃から、CLPは現在では2,500人の保護活動家を支援し、480ものプロジェクトに資金を提供するようになりました。この日のスターは3人のCLP賞受賞者、Gao Yufang, Haitham Ibrahim, Blanca Huertasでしたが、彼らはCLPがどのようにして彼らの国での保護活動に他との違いを出したのかという目撃談を提供したのです。CLPの理事ロビン・ダルゼンは「この計画がこのように発展してきたことは驚きです。これからの25年も成功させましょう。」と言いました。