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アホウドリ類の保護

海鳥捕獲問題

マグロを捕獲する延縄漁に年間 30万羽ものアホウドリなど大型海鳥が、魚と一緒に間違って捕獲されてしまう「混獲問題」は、漁業者にも、そして希少な海鳥を保護する上でも重大な問題です。

世界各地で行われている延縄ですが、捕獲されたマグロの相当量が日本に輸入されてくるため、日本が混獲問題の中心国のように指摘されています。実際は、日本の遠洋水産研究所などの努力で混獲を回避する方法が開発されていますが、鯨問題以来、対立が表面だってきた漁業関係者と自然保護関係者の間の溝は深く、情報や意見の交換はほとんどされてきませんでした。

バードライフでは、このような状況を乗り越え、漁業、自然保護の両者が力をあわせて問題の解決に当たるべきと、 2000年には「アホウドリを守ろう」と海鳥保護の国際キャンペーンを展開しています。漁業と海鳥保護の両立を目指した活動です。

2005年7月25日から28日まで横浜のインターコンチネンタルホテルで開かれた 「責任あるまぐろ漁業に向けた国際漁業者会議及び第3回国際漁業者フォーラム( International Tuna fisher's Conference on Responsible Fisheries & The Third International Fishers' Forum(IFF3)」於ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル の3日目には 海鳥とウミガメの混獲問題が論議され、バードライフでは、海鳥のセクションでバードライフ海鳥保護国際チームの代表市田が報告を行い、漁業者と力をあわせての問題解決を訴えました。


第3回国際漁業フォーラム プログラム

7月27日 14:15-18:15 海鳥混獲問題

  1. 海鳥の混獲を回避する方法の研究
    日本における研究活動  清田雅史 遠洋水産研究所
    中南米における研究活動 Patricia Gandini, パタゴニア・オーストラル大学
    海鳥混獲を減少させる技術 Nigel Brothers オーストラリア他
  2. 地域または国際的な活動
    政府レベルにおける国際的な活動 John Croxwall, Kim Rivera
    NGOの活動 市田則孝 バードライフ、Ben Sullivan RSPB
    Southern Seabird Solution Malcolm McNeill, Janice Molloy

はえ縄漁船に集まるフルマカモメ(クリックすると拡大表示されます)

第3回国際漁業者フォーラムで海鳥および混獲防止について説明