

Measuring and monitoring ecosystem service at the site scale (2011)
生態系サービスの重要性は認識されていたものの、計測が難しく評価の手法が求められていました。このツールキットは、サイトレベルで科学的な基準や規格を使用して生態系サービスを図るためにバードライフとケンブリッジ大学が共同開発しました。
生物多様性は、企業の持続可能性に大きく影響する問題で、2010年に名古屋で開催された第10回生物多様性条約締約国会議(COP 10)においても、主要議題のひとつとして「ビジネスと生物多様性」が掲げられました。
企業にとって生態系保全の必要性や意味は、システムの変質と破綻を回避し、生態系サービスを持続可能な形で享受しつづけることにあり、健全な生態系は企業活動の基盤になり、避けて通ることができません。バードライフ・インターナショナルは、このような考えに基づき、生物多様性に対する影響を削減、緩和、そして最終的にはオフセット(相殺)するための効果的なモデルを開発するために、企業と建設的かつ戦略的な関わりを模索してきました。
企業にとっては「生物多様性」の概念がわかりにくく、「どのような取り組みをすれば良いのかわからない」という声がよく聞かれます。こうした状況をふまえ、バードライフ・インターナショナル・アジア・ディビジョンは、生物多様性に関する企業活動を支援する取り組みを2010年から始めました。
2010年3月、パナソニック株式会社に対し、パナソニックグループの3 商品の商品特性、ならびに事業活動全般に対する生物多様性評価を実施し、第三者意見書として発表しました。
詳細はこちら(プレスリリース 2010年5月30日、PDF)
2010年5月、企業の生物多様性への取り組みを支援するため、アンケートや聞き取りを通して課題や対策を抽出し、環境マネジメントシステムに組み入れることを想定したコンサルテーションを開始しました。10月にはNKSJリスクマネジメント株式会社(旧株式会社損害保険ジャパン・リスクマネジメント)と共同で開発した生物多様性評価のスキームを使い、株式会社損害保険ジャパンの生物多様性に関する企業活動評価を実施しました。
詳細はこちら(プレスリリース 2010年10月17日、PDF)