IBA (Important Bird Areas)
IBA (Important Bird Areas) とは、鳥を指標にして重要な自然環境を選定し、それらをネットワーク化して保全や持続的な管理を促進させるための活動です。 この事業はバードライフが世界規模で推進する独自の活動で、1980年代にヨーロッパで始まりました。 アジアでは2,298ヶ所がIBAに選出され、1994年にデータ集として刊行されました。2005年現在、世界で10,000を超える地域が指定されています。

IBAの特徴
1. IBAの長所
食物連鎖の上位にいる鳥には、鳥以外の生物全部を含めた生物多様性の良き指標となる理由がいくつもあります。 生物多様性のために重要な地区を決めるための指標として鳥が有効であることが研究者によって示されています。
2. 国際的に重要な地区のネットワーク化
鳥の分布や生息地について可能な限り正確で最新のデータと、国際的に合意された基準に基づいて IBAは選定されました。そのようにして生まれたIBAのネットワークは、世界共通の基準を使っているために国ごとの比較やヨーロッパなど他の地区との比較にも有効です。ヨーロッパではEUの環境政策の基礎データとしてIBAが活用されています。
3. 5つの長期的な目的
- それぞれの国が環境保全戦略や自然保護区システムを発展させる時の基礎資料となること
- 賢明な国家計画などによって守るべき地区、先進国からの借款や資金給与の対象となるべき地区に焦点を当てること
- 全国的、あるいは国際的なNGOを含めた市民団体が保全のために努力を払うべき焦点を明らかにすること
- 脅威に直面していたり十分な保全がされてない地区に焦点をあて保全の促進を図ること
- 環境についての国際条約や渡り鳥保護条約を支援すること


