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IBAとは

アジアをめぐるIBA

1. 鳥類にとって重要なアジア

アジア地域には、極地のツンドラから熱帯雨林まで実に様々な生息地が含まれ、鳥やその他の生物の多様性が極めて高くなっています。 アジアでは約2700種の鳥が見られますが、それは全世界の4分の1を超える数です。

2. アジアの鳥類とその生息地への脅威

経済の発展に伴って人口も増加し、地域の自然資源に対してより大きな負荷がかかっています。人間の諸活動によって、生息地の質は低下し、鳥には過剰な狩猟圧もかかり、アジアでは 332種もの鳥が絶滅の危機に瀕しています。

3. IBAは次の基準で選定されました

全IBAのうち82%が国際的に絶滅に瀕した鳥類の存在により選定されました。アジアで絶滅に瀕した鳥類のほとんどがIBAで選定された地区で観察されます。ついで41%は繁殖地が5万平方km以下の生息地域限定種により選定され、42%が バイオーム 限定種、41%が水鳥、海鳥、渡り途中のツルやワシタカが多数集合するという理由で選定されています。

4. 2293ヶ所のIBAはアジアの7.6%を占める

バードライフの IBAデータ集では、28ヶ国(地域)で2,293ヶ所が選定されました。それらの面積の総計は2,331,560平方kmにおよび、アジア地域の7.6%を占めるものとなります。ちなみにアフリカは7%、ヨーロッパも7%、中東は5%でした。

5. アジアの IBAは半数近くが、保護されていません

アジアでは選定されたIBAのうち、43%は国の保護区などに完全に含まれていますが、14%はその一部しか保護区に含まれていません。そして残る43%は完全に保護区の外となります。アジアでは、これらのギャップを埋めるためにIBAのネットワークを強化させる必要があるのです。

6. アジア全域にわたった人々の協力

IBAをまとめるためのデータ収集には、アジア全域の鳥類研究者、自然保護関係者の協力がありました。そのうち、17の国や地域ではバードライフのパートナーなどが活躍し、それ以外の地区では、研究のためのネットワークなどが活用されています。どの国でも市民団体や政府関係の協力を得ることができました。

IBA事業はバードライフのアジアでのパートナーシップによって実現しました

環境省

日本経団連自然保護基金

リコー株式会社

積水化学株式会社

海外のサポーター

Danida

NATIONALE POSTCODE LOTERIJ

Vogelbescherming NEDERLAND

英国鳥類保護協会(RSPB)

landbouw, natuur en voedselkwaliteit

Ernest Kleinwort Charitable Trust Asia Bird Fund of BirdLife International

アジア野鳥基金

IBAによって選出された自然環境を保全するために、 地域保全グループ(LCG:Local Conservation Groups)が活躍している。

上:保護区管理のプランニング(カンボジア)
中:モニタリングの研修会(インドネシア)
下:地域住民に対するLCGの説明会(パキスタン)