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アホウドリ類の保護

 インドネシアのスマトラ島の低地熱帯森林は、生物多様性に富み地球環境の観点からも極めて重要な位置付けの森林です。しかし、近年は材木産業、パーム油・製紙産業などのための伐採が急速に進み、ほとんど全域にわたって荒廃を重ねています。

スマトラの森林荒廃は生物多様性に被害を与えるだけではなく、大気汚染、気候変動や住民の健康に関しても深刻で、地域の人々の経済的・社会的生活を直接的に悪化させています。

こうしたスマトラにおける危機的状況を改善するため、バードライフは2002年から、伐採権を獲得するための折衝を開始しています。その目的は民間主導による森林保護区を作ることにあり、こうした森林保護区は森林復元と生物多様性を主目的としています。副次的な目標としては、森林火災を原因とする煙霧発生の予防、分水嶺保護、さらにはコミュニティー振興などがあげられます。

この事業に必要な資金は伐採権獲得費など約3億円ですが、バードライフは全世界にまたがるパートナーとそのメンバーから既にそのほぼ半分の資金を確保しています。

インドネシア森林省は、バードライフのこの事業を非常に高く評価しており、この事業が同国の森林保護への新しいアプローチとして画期的なパイロット事業となるとの見解を示しています。

粘着関連製品総合メーカ、株式会社スリオンテック様には、2004年度より創立50周年を記念して継続的に寄付金のご支援をいただいています。
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さらに2005年11月からは 株式会社ナチュラリープラス様との協働事業「サンコウチョウの森」事業の一環としてスマトラの森の保全も行われることになりました。


保護区域内のスマトラトラ


伐採・荒廃がすすむスマトラの低地熱帯林


スマトラの森にすむサイチョウ