お問い合わせENGLISH

お知らせ

  • バックナンバー
 

 

新熱帯区の渡り鳥と生息地保護のための430万米ドル  (6月22日)

新熱帯区で優先的に保護に取り組む対象の渡り鳥Bicknell’s Thrush(和名未定: ツグミ科チャツグミ属)

写真:T. Brandt Ryder, VCE

 

合衆国魚類野生生物保護局(米国内務省)は西半球全域での新熱帯区の渡り鳥保護を支援する34のプロジェクトに対して430万ドル(約3億5千万円)以上の補助金を支出することを発表しました。

パートナーからの1,510万(約12億円)以上の追加資金と合わせて、これらのプロジェクトはアメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、ラテンアメリカ13カ国およびカリブ海諸国の新熱帯区の渡り鳥の生息地内での環境再生、環境教育、個体群モニタリングやその他の優先的活動を支援します。「これらの助成金は他の方法では不可能なはるかに大きなスケールで保護活動を成功させるためにパートナーを一つにまとめます。」とサービス担当理事代理のロワン・グールドは言いました。

新熱帯区の渡り鳥はシギチドリ類、アジサシ類、ワシタカ類、ツル類、ムシクイ類、スズメ類など340種以上います。これらの鳥の多くの個体群が現在減少しており、いくつかの種は絶滅危惧種保護法により保護されています。

3つの助成金がバードライフ・インターナショナルとそのパートナーに授与されました。第1のものはバードライフ・インターナショナルそのものに授与され、アルゼンチンとチリに共通する危惧種の渡り鳥のサイトでの保護活動などの西半球全域での重要な渡り鳥の生息地保全を進めることが目的です。種とサイトのモニタリングが続けられ、パートナーは教育、福祉活動、地元の保護団体の支援を行います。

助成金のもう一つはバード・スタディ・カナダ(バードライフの共同パートナー)に授与されました。このプロジェクトはカナダで繁殖するBicknell’s Thrush(写真参照)の永年にわたる回復に焦点をあてたものです。主たる目的は林産企業やその関連当局と提携してこの鳥の保護を共同で行う戦略を立て、実施することです。

バードライフが関係する3つの助成金のうちの最後はグルポ・ハラグア(ドミニカ共和国のパートナー)に与えられました。ハラグア・バオルコ・エンリキジョ生物圏保護区はドミニカ共和国およびカリブ海諸国で最も生物多様性の高い地域で、30種以上の新熱帯区の渡り鳥が生息しています。グルポ・ハラグアはバードライフの‘希望の森プロジェクト’の支援を受けて、野鳥生息地の維持・管理・保全そして出来ればその再生を行い、ハラグア国立公園とその緩衝地帯における法的処置の実施を行います。 魚類野生生物保護局の役割は他の組織などと共同で、アメリカの人々がずっと利益を受けられるように魚、野生生物、植物およびその生息環境を保護、保全、強化することなのです。

 

→詳しくはこちら(本部HP)