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モンゴルのIBA検討会を開催

 

2007年4月19日から20日、首都ウランバートルでモンゴルの最新のIBAデータ集作成のワークショップを開催しました。参加者は同国の生物学者、政府、環境NGO、モンゴル滞在の外国人専門家、バードライフのスタッフなど約40名。2004年に発行したアジアIBAデータ集の資料を基に最近の情報を加えて検討を進めました。

ワークショップでは、現在IBAとしてリストアップされている41ヵ所についての情報を再点検し、また、各IBAの境界線の確定を行う作業を行いました。さらに新たなIBAとして37ヵ所も提案されました。このデータ集は、今後、モンゴル政府が保全地区などを設立する際の基礎資料となることが期待されます。

環境問題はモンゴルでも深刻で、過度の放牧による草原退化、広範に進む水不足、野生生物の密猟、観光による自然環境の撹乱などが会議でも指摘され、政府と環境NGOの協力による解決が期待されます。

今回の検討結果を受け、データ集は今年の年末に出版の予定です。出版はモンゴル語と英語で行われ、国内の重要な自然環境の位置や、それぞれの場所における問題点が誰にでも理解できるようになっています。今後、モンゴルにおける環境意識の向上や隣国との環境協力の基礎資料になればと思います。

今回の会議は、世界銀行とモンゴルの自然環境省が主催し、環境NGO「野生生物科学保全センター」とバードライフが準備進行を担当しました。

 

会議においてIBAの国際基準の説明    情報再点検、IBA境界線検討の様子

 

新たに提案されたIBA37ヵ所

新規提案のIBA:フスタイ国立公園。野生の馬を再導入した3ヵ所の一つ