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バードライフ・ニュース概要 第19

2009年10月19日

 

キーウィがフォレスト&バードによる今年の鳥に選ばれた

ニュージーランドの国鳥であるキーウィが、フォレスト&バード(ニュージーランドのパートナー)による2009年度の鳥の称号を得ました。

「この森に住むニワトリのような鳥は生物学上の変わり者です。ネコのような頬ひげを持ち、アナグマのように穴を掘り、カンガルーのように蹴り、森のキノコのような匂いがします。」とフォレスト&バードのケビン・ハックウェル部長は言いました。「不幸なことに、キーウィの減少した理由の一つがこの匂いです。キーウィはオコジョ、ネズミ、フクロネズミなどの捕食者に簡単に捕れる餌になってしまったのです。」ワンガヌイにあるフォレスト&バードのブッシー・パーク保護区はキーウィのヒナが野外でオコジョの攻撃を撃退できるほどに大きくなるまで育てる‘キーウィ託児所’に利用されています。

(c)Forest & Bird (BirdLife in New Zealand)

ローウィ(別名オカリトブラウンキーゥイ)はニュージーランドで最も稀なキーウィです。

 

フィージー諸島からネズミを駆除し、その状態を維持する計画:  

パートナー団体や地元コミュニティーと共同でバードライフは9つのフィージーの島を永久にネズミのいない状態にする3カ年計画を開始しました。

太平洋の島の鳥が絶滅する最大の原因はネズミなどの外来種の侵入によることが確認されています。バードライフはバトゥイラ、マブアラウおよび7つのリングゴールド島の合計9つの島でネズミの根絶に成功しました。1年後の調査で、全ての島に現在もネズミがいないことが分かりました。地元コミュニティーは外来種の再侵入と持続不能な資源の乱用を防ぎ、ツーリズムの可能性を強化するために、これらの島の保護地域状態をさらに発展させるための支援を求めています。

このプロジェクトは島を所有するマタガリ(昔からの氏族による大家族)と共に、9つの島全てに地域社会をベースにした保護地域を築くために活動します。英国政府のダーウィン・イニシアティブからの資金支援を得て、バードライフは地元NGOのネーチャー・フィージーおよびフィージー政府との緊密な共同作業を、スバにある地方事務局を通してこのプロジェクトを進めています。

 

マイク・ランズ博士RSPBメダルを受賞:  

今年度のRSPBメダルは1996年から2009年までの間バードライフの事務総長を務めたマイク・ランズ博士が受賞しました。このメダルはバードライフ・インターナショナルを国ごとにパートナーを設けるという観点から世界で最大の保護活動の同盟者に育てたマイクの手腕と外交力を高く評価して授与されたものです。

「今日、RSPBはバードライフのネットワークを通して世界中に100以上のパートナーと個人ベースで1千万人を超えるサポーターを持つに至りました。バードライフは今や種の保存、重要サイトの保全、生息環境の保護、人々に野生生物の保護に対して行動を起こさせる力を与えることなどで真の影響を与えています」とRSPBの最高責任者グラハム・ウィンは言いました。

 

ツバメが南アフリカに戻った: 

終わりのない夏の太陽を追ってツバメが南アフリカの越冬地へ旅立ちました。ツバメはヨーロッパから南アフリカまで16,000キロを一日の平均速度150キロで飛びます。彼らの帰着は動物人口統計団体とバードライフ南アフリカの共同プロジェクトWHAMBing調査により記録されています。WHAMBingは’Welcome Home All Migrant Birds’(渡り鳥、お帰りなさい)の略で、南アフリカ野鳥地図プロジェクト2の中の小プロジェクトです。プロジェクト2では現在までのところ南部アフリカ全土のバードウオッチャーから125万通の記録を受け取りました。

 

爆竹禁止地区: 

インドのディワリでの祭りの特徴は至る所で爆竹を鳴らすことで、これは人や野生生物にはうるさい時になってしまいます。しかしタミール・ナデゥ州のシンガンプナリの町では事情が違います。ここでは過去30年に亘り爆竹が禁止されているので、近くのバタングィディ・バード・サンクチュアリの鳥たちは爆竹の音に追われることはありません。このIBA(鳥を指標とする重要自然環境)はスキハシコウやクロトキなどの水鳥の大きなコロニーがあるほか、多くの渡り鳥にとっても大切な場所です。