■BirdLife International News
バードライフ・インターナショナルのホームページに掲載されたニュースを定期的に紹介しています。
●世界へ向けてのS.O.S. (2月2日)
ほとんどの人がロビンソン・クルーソーの物語を聞いたことがあるでしょう。ダニエル・デフォーの書いた、ベネズエラ沖の熱帯の孤島で原住民や反乱者に遭遇し、救助されるまでに28年間を過ごした遭難者の話です。けれども、どれほどの人が、この話のモデルとなったアレキサンダー・セルカークという人の実際の島での生活を聞いているでしょうか。
今日2月2日は、そのアレキサンダー・セルカークがファン・フェルナンデス諸島のマス・ア・ティエラ島(現在ではロビンソン・クルーソー島としても知られている)から救出された300年の記念日です。チリ沖700キロメートルに位置するこの島で、セルカークは4年4ヶ月置き去りにされ、それ以前に島を訪れた船乗りが放したヤギを食べて生き延びたのです。

(C) Kevin D. Mack; www.rarebirdsyearbook.com
フェルナンデスベニイタダキハチドリは緊急の保護活動を必要とする190種の絶滅危惧TA類の鳥の一種です。
● 英国バードウオッチング・フェアが引き続き絶滅を防止 (1月30日)
英国バードウオッチング・フェアが2008年度の収益から265,000英ポンド(約3,300万円)を贈呈して、バードライフの絶滅防止プログラムに再び巨額の支援を行いました。これは同フェアから提供された金額としては過去20年の最高額で、2007年と比較して39,000ポンド(約500万円)の増加でした。

(C)Martin Fowlie
記録的な金額の小切手をバードライフの事務総長Mike Randsに贈呈する英国バードウオッチング・フェアの主催者Tim Appleton(左)とMartin Davies(右)
●中国: チメドリの年 (1月29日)
ベトナム国境に近い中国南西部の広西省で新種のチメドリが発見されました。発見された場所の名前からノンガンチメドリと名付けられたこの新種はラオスモリチメドリの近縁種ですが、それより大きく、耳を覆う羽根に白い三日月形の模様があり、胸の上部と喉に黒い斑点があります。
*訳者注: この記事の詳しい内容がバードライフ・アジアのニュースレター2008年10月号(8〜9ページ)に掲載されていますので、合わせてご参照下さい。

(C)James Eaton; Birdtour Asia
ノンガンチメドリは広西省の南西部のみで見られ、ここは中国南東部の特産鳥類生息山岳地帯です。

