■BirdLife International News
バードライフ・インターナショナルのホームページに掲載されたニュースを定期的に紹介しています。
●バードライフ 渡りをする猛禽類を保護 (12月4日)
バードライフが他の団体に先駆けて非政府組織(NGO)として初めて渡り性猛禽類の新しい保護協定に調印しました。‘猛禽類に関するアフリカ−ユーラシア覚書’は生息地の破壊、迫害、事故死、気候変動の影響などの脅威から渡りをするワシ・タカおよびフクロウ類を守ることを助けるでしょう。バードライフのパートナー団体では既にこの協定の重要分野に取り組む新しいプロジェクトの準備を行っています。
(C) Bill Read
新たな決議により、毎年電線などに衝突して命を落とすミサゴのような渡りをする猛禽類の保護が進められるでしょう。
●シロハラチュウシャクシギの大捜索 (12月4日)
王立鳥類保護協会(英国のバードライフ・パートナー)ほかのパートナー団体が世界でも最も希少な鳥の発見に対して最後の一押しを行っています。この発表は12月1日〜5日にローマで開催された第9回渡りを行う動物種条約締結国会議(UNEP-CMS COP9)で行われました。

(C) Chris Gommersall/RSPB Images
1999年にオマーンで確認されて以来、シロハラチュウシャクシギの観察報告はありません。
●パタゴニアの豊かな海洋生物を守ろう (12月3日)
国際的な協力者のチームが地球上で最も豊かな海洋地域の一つを保護する支援のための本を発刊しました。この本では保護活動が直面する主要な問題点と、パタゴニア海を維持可能な方法で利用することについて明らかにしています。「この本は本当に画期的な貢献をしています。」とバードライフの世界海鳥プログラムの委員長Dr. John Croxall も述べています。

(C)Save the Albatross
パタゴニア海は絶滅危惧U類のマユグロアホウドリの世界的にも貴重な個体群をはじめとする多種多様な海洋生物の生息地です。
●欧州の農耕地の鳥が引き続き農業政策のために苦境に ( 12月2日)
EUは2010年度の生物多様性の目標を達しそうにありません。欧州野鳥個体数調査委員会(EBCC)とバードライフ・インターナショナルの最新のデータにより、かつてはヨーロッパのどこででも見られた農耕地の鳥の多くが、農業の強化の影響で引き続き苦境にあることがわかりました。

(C)Shay Connolly
ヒバリの個体数がヨーロッパ全土で急速に減少しています。
●タンザニアの環境大臣がナトロン湖の大切さを概説 (12月1日)
タンザニアの環境大臣Batilda Salha Buriani 博士が先ごろ開催されたラムサール会議で同国のナトロン湖が世界で最重要なコフラミンゴの繁殖地であることの概要を説明しました。彼女は、ナトロン湖は「世界の個体数の75%に相当する250万羽ものコフラミンゴの唯一の繁殖地です。」と述べました。
(CJayanth Sharma / www.wildlifetimes.com
タンザニアのナトロン湖には世界の75%の個体数に相当する250万羽のコフラミンゴが繁殖のために集まります。

